産後すぐ顔面神経麻痺になった話 発祥から完治までの記録と後遺症について

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子育て

 

顔面神経麻痺という病気をご存知でしょうか?

聞き慣れない方が多いと思います。私も自分がなるまでは知りませんでした。

 

実際になってみると痛いですし、生活も不便ですし、精神的にも辛かったのをよく覚えています。

 

娘が産まれてから2年が経ちました。

産後すぐに顔面神経麻痺になったので、顔面神経麻痺を患ってからも2年が経ちます。

 

顔面神経麻痺を患ってしまった経緯から、完治までにしたこと、今現在の後遺症についてまとめました。

 

 

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顔面神経麻痺を発症する前の兆候

ずっと左側だけ歯痛と肩こりがひどかった

子どもが産まれてからというもの、ずっと歯が痛かったんですよね。かなり痛くて、これは神経までいっちゃったかな、と思ってました。

ですが実際に歯医者に行くとそうでもないんですよね。小さい虫歯がある程度。

 

そして、肩こり。

これも慣れない授乳の体勢のせいだと思っていて、肩を揉んだり、なるべく力が入らないようにしていました。

 

そんなひどい歯痛と肩こりが2週間ほど続きました。

このときは産後はいろいろ痛くなるもんなんだなぁくらいにしか思ってなかったんですよね。

 

娘が乳頭混乱(直接母乳が飲めないこと)だったので、それの矯正に夢中でそれどころではありませんでした。

 

左目に激しい痛み 翌朝、顔面神経麻痺になっていた

夜、左目が痛すごくかったんですよ。

涙が出てきて目薬を刺してもいつもと違って、まばたきをしているのにそのまま垂れてくるんです。目にまつげが入っている訳でもなさそうでした。

 

結局よく分からないので我慢して寝たんですけど、今思うと、もうこの時にはまばたきができていなかったんでしょうね。

 

そして次の日起きると、うまく飲み物が飲めませんでした。飲もうと思っても、口がらピューっと出てしまうんですよね。おかしいと思って口をゆすごうとすると、やっぱり口から出てしまう。正に歯医者さんで麻酔をしたような感じですね。

 

おかしい、と思っていたら、たまたま母が来てくれる日だったので、そこで客観的に見ても変だということが発覚しました。

 

ちなみに旦那には目が痛い時点で「目が痛いから見てくれ」って言ってたんですけど「お前はいろいろ痛いとかだるいとか言い過ぎすぎなんだよ!」と怒られました。

まさか本当に病気になってるとは思わなかったみたいで(そりゃそうだ)、罪悪感あったのか、その後かいがいしく面倒見てくれたから許しました。

 

その日のうちに病院へ 脳神経内科に行きました

本当は顔面神経麻痺だと神経内科または耳鼻咽喉科が専門になるそうです。

 

このときは顔面神経麻痺という言葉も分からず、何科にかかっていいかも分からなかったので、いろいろな科がある近くの病院に電話をしてみました。

話をしたところ脳神経内科で診てくれるとのことだったので、娘を母に託して行ってきました。

 

若い女性の先生で気持ちにも寄り添ってくれて、完治までお世話になりました。

 

顔面神経麻痺の完治に向けての治療

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顔面神経麻痺の治療は入院してステロイドの投与

先生から言われたのが、

  • 原因は不明 疲れやストレスなど
  • 後遺症の可能性があること
  • 早く対処することで後遺症の可能性が低くなること
  • ステロイドを一気に入れる点滴治療が有効なこと
  • できれば入院したほうがいいということ

でした。

 

ですが、子どもと一緒にいたかったので入院はできないなぁと思いました。

母に娘の面倒を見てもらって入院という選択はできましたが、乳頭混乱が治った直後でしたし、やっぱり赤ちゃんの頃の1日って大きいと思うんですよ。できれば一緒にいたかったんですよね。

 

ということで、薬を飲みつつ通院することになりました。

薬を飲んで時間を空ければ普通に授乳はしていいとのこと。ですが、実際に入院するよりも薬が弱いので、効果は弱いそうです。しかも私の場合は授乳用に弱い薬になっているから余計なのかな?

その分後、遺症が残る可能性も高い。かもしれない、とのこと。

 

それでも自分が子どもといたかったので、しょうがないですね(+_+)

 

私の顔面神経麻痺の症状

私が顔面神経麻痺になったのは顔の左半分でした。

左の顔、おでこから眉、目、鼻、口、顎先まで動きませんでした。とにかく左半分全部です。右半分は普通でした。

 

動かないといってもイメージがわきにくいかもしれませんが、麻酔がかかっているイメージが近いかもしれません。力を入れようと思ってもいれられない、そもそも力の入れ方が分からない、という感じです。

 

目が動かないので開いたままですし、口もうまく動かないので飲みにくくて食べにくいです。

生活でも不便でしたが、右側だけ表情が変わって左側だけ真顔という変な顔なので、治療中は精神的にも辛かったです。

 

顔面神経麻痺を通院で治療していく場合

基本的には

  • 薬を飲む
  • 目に眼帯をする
  • 絶対安静

くらいで、普通の生活でした。

 

あ、たまに蒸しタオルで顔を温めていました。冷やすのが良くないそうです。

 

顔面神経麻痺の治療に針がいいとありますが、顔の神経には触れないほうがいいという意見もあり、保険もきかないので私はしませんでした。赤ちゃんがいるとそんな時間もないですしね。

 

目に眼帯をするのは、まばたき出来ないからです。目を閉じるように接着する軟膏もあると言われましたが、落とすのが大変そうだったので眼帯をつけていました。

単純に乾燥しないので痛くないのもありますが、目の病気を防ぐ上でも重要だそうです。

 

普通の眼帯よりも貼れるタイプがずれなくて重宝しました。

 

絶対安静といっても、顔が動かないくらいで他は普通なので、不思議な感じでしたね。

家事や掃除は母が来てしてくれたり、食事は夫がお弁当を買ってきたり作ってくれたりしました。娘の面倒も結構見てもらってましたね。寝かしつけとかおむつ替えとか。

 

授乳は代わりが利かないので、そういうときはいくら痛くても眠くても授乳してました。

当然っちゃ当然ですが、新生児のうちは2,3時間間隔で授乳をするので、まとまって寝られないんですよね。

 

うちの場合は乳頭混乱だったこともあって、更に睡眠時間が少なかったんですよ。そういう疲れや、授乳がうまくできないストレスがたまって、顔面神経麻痺になってしまったのかなぁと思っています。

 

顔面神経麻痺の治療で飲む薬

薬は抗生物質と、ビタミンの薬と、痛み止めの3種類処方されました。

薬を飲み始めてから一週間くらいまでが痛みのピークでした。薬を飲む前よりも顔が痛くなります。薬は飲み始めてからのほうが痛いです(´・ω・`)

 

痛み止めはどうしても我慢できないときだけ飲んでました。

 

 

続きます。