パンをきちんと習いたいけどお金も時間もないし、面倒だわってことで、基礎を学べる一冊を買うことにしました。
ネットで評判を見て、本屋でもよーく吟味して選んだのが、パン教室を開いている坂本りかさんの著書「パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本」です。
最後の最後まで辻調理学校の製パン教授の方々が書かれた「パンづくりに困ったら読む本」と迷ったので、実際に本を比較した感想もメモしておきます。
これ一冊でOK!「パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本」でパンの基礎を学ぼう
改めて、私が購入した本がこちら、「パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本」。
表紙の画像でも分かる通り、これだと失敗、これだと成功というのが写真でたくさん掲載されています。これが決め手でこちらの本に決めたくらいです。
例えばパン生地でも、こね具合の画像が細かく掲載されています。
本のまま写真で撮っているため画質が悪いですが、実際にはすごく分かりやすいですね。
こればバターロールの生地についての説明ですが、バターを入れる前、入れた後の2パターン掲載されていました。
他にもウインナーロールの成形についても、こんな風にOKとNGの比較があるので、とても分かりやすいです。
可愛く読みやすく作られているので、いわゆる教科書のような堅苦しさや、読みにくさはありません。
実際の作業工程についても、写真をたっぷり載せて説明してくれているので、きちんと基礎を学びたい人にはピッタリだと思います。
「パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本」に掲載されているパン
- バターロール
- ブリオッシュ
- メロンパン
- 食パン
- ベーグル
- フランスパン
- ライ麦パン
- クロワッサン
他にもそこから派生するちょっとしたパンのレシピ(例えばバターロールの項目にウインナーロールのレシピもあったり、食パンの項目にくるみの食パンのレシピがあったり)ということもありました。
他にもパン作りの工程や、パン作りで使う道具についての説明も多く掲載されています。
一冊ちゃんとした本が欲しいという方にはかなりオススメです(*‘∀‘)
「パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本」と比較した感想
やっぱり辻調理学校の教授が書かれた、ということもあって最後まで悩みました(´・ω・`)
さすがに2冊はいらなかったので、実際に本屋で2冊読み比べたところ、辻調理学校の教授が書かれた本は
- 教科書っぽく少し堅苦しい
- パンの種類が少ない
という理由でやめました。
掲載されているパンも
- バターロール
- 食パン
- フランスパン
- ブリオッシュ
- クロワッサン
と5種類で、少ないんですね。
私の場合はメロンパンやライ麦パンもきちんと作りたかったので、1冊で済ませるにはものたりなく感じました。
他にも、巻末のQ&Aのページには文字がぎっしりで、目が滑ってしまってダメでした。
こちらは最初に紹介した「パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本」のQ&Aですが、これくらい緩いほうが私の場合は読みやすかったです。
文字ぎっしりな分、辻調理学校の教授が書かれた「パンづくりの失敗と疑問をスッキリ解決する本」のほうが情報量も多いのかもしれませんが、読まなければ意味がないので止めました。笑
「なぜパンに塩を入れるの?」という基礎的なこともしっかり書かれているので、プロ並みに学びたいのであれば辻調の本がいいかもしれません。
ただ、その分教科書のような印象を強く受けました。
↑こちらが買った方。
↑こちらが辻調の教授が書かれた本です。