今回で3回目の味噌づくり!だいぶ手馴れてきたかな?
今年は3才の娘と一緒に作れて楽しかったです。
作業は一日で終わりますし、お金もそこまでかからず、作った味噌は絶品。食育にもなるので手作り味噌とってもおすすめです。
手作り味噌は寒仕込みといって12月~3月の寒い時期に仕込むのがいいと言われています。
寒いほうが発酵がゆっくりすすむので美味しく仕上がったり、雑菌が繁殖しにくかったりメリットが多いんですね。
我が家も今年は1月の頭に仕込みました。食べられるようになるのは一年後くらいですかね。
じっくり待つ楽しみもありますし、出来あがった味噌で作ったお味噌汁は格別です。
手作り味噌はとってもオススメなのですが、デメリットが1つだけあって、市販の味噌が美味しく感じられなくなるんですよね…。作った味噌が美味しすぎて。
昨年は味噌を作っていなかったので手作り味噌が切れてしまい、市販の味噌を使っていますが本当に物足りないです……。
なので来年も再来年も子どもと一緒に続けていきたいと思っています。
作ってる最中は「これ大変だから来年はこうしよう!」って思うんですけど、次の年までには忘れちゃっているので味噌の作り方と、次回の改善点をまとめました!
味噌作りセットで味噌を手作り!無添加の味噌を家で仕込んだよ
家で味噌を作る場合、味噌作りセットを使うのがオススメです。
特に初めて作る場合はこういった容器が付いたセットで作るのがいいですね。
【数量限定】国産素材の手作り味噌セット(容器付き)[北海道産大豆・国産コシヒカリ糀・国産平釜塩・野田琺瑯ラウンドストッカー21cm・作り方リーフレット] |
一度容器を買えば来年からは材料だけ買えばいいので、3000円くらいで3kg分作れます。
私は特に味噌作り教室のようなものには参加したことはありませんが、初めて作った味噌も家で1人で作っていて失敗していません。
キットを買えば作り方の紙が大体入っているので、それを見ながら作れば初めてでも大丈夫でした。
【クール便】味噌作りセットとよまさり大豆【800g】+はらだのこうじ【400g×2】+伊達の旨塩【400g】+詳しい味噌作りマニュアル=出来上がり約3kg |
今年買ったのはこちらの味噌作りセット。↑
寒い時期に買ったので通常便の配送になり送料無料でした。今だと暖かくなってきたのでクール便になる分、送料がかかってしまうようです(´・ω・`)
手作り味噌のできあがり量で悩んだら
これすごく悩むと思うんですけど、できあがりkgは~3kgまでなら特別な道具がなくても作りやすいです。
4kgだと体力的にも場所や道具的にもしんどいので、2kg分を2回に分けて作ったほうが良さそうです。
ボウルが足りなかったり、鍋に入りきらなかったり、材料をまぜたり、大豆をつぶすのが大変なんですよね。
初めての場合は3kgまでが作りやすいと思います。
3kgだと三人家族でたまに味噌汁を飲まないときがあって一年ちょうどいいくらいでした。
手作り味噌の手順
ここからはざっくり。
大豆を洗って一日水につけておく
大豆をよーく洗って水にひたしておきます。
届いたときの大豆はこんな風に乾燥していますが、
一日置いておくと水を吸ってこんなにぷっくり!
水につける前。
水につけた後。
水を吸った分、質量も増えるので大豆はボウルいっぱいに入れず、半分くらいにしておくのがいいですね。
できあがり量3kg分の大豆で大きいボウル2つ使っています。
これを一日置いておかなきゃいけないので、置くスペースも考えておきましょう。
できあがり量が増えれば、そのぶんボウルの数も置くスペースも必要になります。←当たり前のことですが、ここ忘れがちで、いざ作っているときに結構慌てます。。
大豆をよく煮る
指で簡単につぶれるまで煮ます。
圧力鍋がてっとり早いですが、壊れてしまっているので今回はシャトルシェフです。
できあがり量3kgでも2つのシャトルシェフを使ってギリギリでした。大体6〜8時間くらい保温鍋に入れて放っておきます。
大豆を潰して塩と麹をまぜる
ここからは写真を撮っている余裕がなかったので流れだけ。
大豆を潰すのは素手だとかなり大変です。マッシャー使っても量が多いので大変です。
大豆が柔らかいから余裕な気分になりますが、やっぱり量が多いと疲れますし、時間がかかります。
味噌作りで一番しんどい作業です。
なので翌年からは
- 半分はフードプロセッサー
- 半分はマッシャー
を使って潰そうと思います。
フードプロセッサーは洗うのが面倒ですし、大豆の量が多くて小分けにしてフープロするのも面倒ですが、次回は使いましょう。(未来の自分に言っています)
自力で潰すには量が多くて疲れるし、時間もかかる。
フードプロセッサーだとペースト状になってしまわないか心配でしたが、これは残り半分をマッシャーで潰すことでカバーできると思います。
ここでの潰し具合で、大豆の粒のバランスが調整できます。
私はしっかり大豆のかけらが残っているほうが好きなので粗めです。逆に粒が残っているのが苦手な人は全部フードプロセッサーに入れてペースト状にすると良さそう。
潰していると自然に粗熱が取れるので塩と麹を混ぜます。
粗熱とれてないと麹の菌が死ぬので注意。
私は混ぜる時、100円ショップで売っている食品を扱うときに使うビニール手袋を使っています。そこから念のためアルコールスプレー。
素手でもアルコールスプレーすれば問題ないと思いますが、ささくれがあると塩がしみます。笑
味噌団子をつくって容器へ
大豆と塩と麹が混ざったら、お団子を作って容器に詰めていきます。
容器はあらかじめアルコール拭いておきます。
作った味噌団子を敷き詰めたら空気が入らないように潰して平坦に。
それを繰り返していきます。
全部詰めたらできるだけ空気が入らないようにラップをして防虫対策のワサビを置く。
更にラップをしてできあがりです。
フタをしてこんな感じ。
このまま冷暗所に置いて熟成させます。
仕込み終わった後の工程
6月ごろにカビを取り除く
梅雨の時期の前後にカビが出てくるので、その部分だけ取り除きます。
梅雨に入ると一気に増えてしまいそうな気もして私は梅雨前にとっています。
他にも天地返しという味噌を取り出して逆さまにする工程もありますが、家庭で作る量であればしなくてもいいという考えもあるようで、私はしていません。しなくても特に問題なくできています。
12月頃に出来上がり
どれくらい寝かせるかによって味が変わってくるので、とりあえず12月に食べる分を少しとって残りは寝かせておくことにします。
出来上がりはまだまだ先ですが、今から楽しみです!
しばらくは市販の味噌をいろいろ試しながら美味しいものを探したいと思います(´;ω;`)