出産というと、陣痛がきて痛みをこらえながら病院に行って、赤ちゃんを産むイメージがありませんか?
私はそういうイメージがあったので、「いつ陣痛が来るんだろう」「陣痛って分かるかな?」「何分間隔か計算している余裕あるかな?」なんてソワソワしていました。
ですが、実際には陣痛よりも先に破水してしまい、それから出産となりました。
私の周りにも陣痛よりも先に破水して出産した人が多く、意外と破水から始まる出産も多いんだなぁ~という印象があります。
先に破水してしまうと赤ちゃんの感染リスクなど不安要素も多いですが、トラブルがなければ破水からの出産はとても楽だと思います。
出産前は「痛いんだろうなぁ…」「切るのは嫌だなぁ…」と、怖いイメージを持ちがちですが私の場合は初産のわりに、すごーく安産!
私はかなりビビリなほうで、出産前はとても怖かったです。
なので、出産前も安産のためにできることを色々やって気を紛らわしていました。
特にオススメなのが、飲むことで分娩時間が短くなるという、きちんとした実験結果が出ているラズベリーリーフティー。
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他にも安産のために心がけていたことをまとめてみました。
「出産が怖くて仕方ない!」という方はその辺りも参考にして頂くと、少しは気が紛れるかもしれません(*´▽`*)♪
【出産レポ】破水から始まって、陣痛がなかなか来なかった初産
私は、37週4日目に娘を出産しました。
正期産ではありますが、予定日より半月くらい早く生まれてきました。
ただ、週数のわりにはかなり娘が大きく育っていたので、健診の度にお医者さんに驚かれていましたね。
「え、この大きさで本当に○週?」って毎回聞かれていたのをよく覚えています。
37周でも3.2kgを越えていました。
とにかく大きかったので、もし予定日までに産まれなかったら、帝王切開の可能性もあるとも言われていたんですよ(´;ω;`)
子どもが大きくなりすぎると、そういうこともあるそうなんですね。
「ただでさえ産むのが怖いのにお腹を切るの?!」と余計に怖くなっていましたよ…
早く産まないと!ということで、「内診グリグリ」もされました。
これがかなり痛くて今でもよく覚えているのですが、されたことがない方でも、されると一発で分かると思います。
言葉の通り内診のときにグリグリされるというものなのですが、、これによって赤ちゃんが早く産まれやすくなるそうですよ。
そして、これがめちゃくちゃ痛い!
しかも前振りもなく突然されたので「痛い痛い!」と絶叫したら「出産のほうが痛いわよ」と怒られながらグリグリされました(´;ω;`)
ですが、私の場合は陣痛よりも内診グリグリのほうが痛かったですね。
逆にこれがあったから陣痛を乗り越えられたかもしれないです。笑
家に帰って内診グリグリについて調べてみると、
- された日に出血して、しばらく経ってからおしるし(出血)が来る人が多い
- 内診グリグリをされると一週間以内に産まれてくることが多い
もちろん個人差はありますが、そういう傾向があるようです。
私の場合も内診グリグリをされた当日に少し出血して、3日後くらいにおしるしがありました。
他にも動いたり温めるのがいいと聞いたので、内診グリグリ以外に家に帰ってからも、階段で上り下りを繰り返したり、ゆっくり半身浴をしたり、マッサージをして過ごしました。
夜中、家で破水
破水したのは夜の23時でした。
これも本当に運が良かったですね。外出先で破水してしまった場合は慌ててしまいますし、夫も家にいたので気持ち的にも冷静になれました。
ちょうどお皿を洗っている時で、最初は「あれ、勝手におしっこが漏れてる?」という感じでした。
蛇口から緩やかに水が出ているイメージですね。
破水はビシャッ!と大量に一気に出てくるイメージだったので、最初はよく分からず、妊婦だとこういうこともあるのかな?くらいに思っていました。
確信が持てないので「もしかして破水かな~」と思いつつお皿を洗い続けました。
まだちょっとドキドキしながら様子見の段階ですね。
破水で病院に行くことになっても、とりあえずお皿は洗っちゃわなきゃ!という冷静さもありました。
水が止まることもあったのですが、ちょっと動いたり力が入ると、また水がゆるやかに出続けるように。
自分の意思で制御できなかったこともあって、ここで「破水だ!」と確信しました。
というわけで、お皿を洗い終わって最初にしたことは、夜用のナプキンを付けることでした。
ちなみに私は持ち歩いていなかったので、破水したのが家にいる時で良かったです。
外で破水してタオルやナプキンがないと、かなり焦ると思うので、出産予定日より早いうちから持ち歩くようにしておくと安心ですね。
ちなみに知り合いは外で早期破水をしてしまったため、何も準備もなく大変だったという話を聞きました。
幸い旦那さんと車で出かけていたので、色々サポートしてもらえたそうですが、やっぱり備えておくのが安心だと思います(`・ω・´)
入院セットを持って病院へ
ナプキンを付けてから、まず産院に電話しました。
状況を伝えると、「すぐに病院へ来てください」とのこと。
やっぱり破水だったようです。
私の通っていた病院は、救急車で家まで迎えに来てくれるので、ドキドキしながら家で待機しです。
あらかじめ病院に持って行く荷物はまとめていたので、ショルダーバックを背負ったまま座っていました。
私の「ひとまず病院に持っていくセット」の中身
私の場合の「ひとまず病院に持っていくセット」は
- 母子手帳、保険証、診察券
- ちょっとしたお金(2~3,000円)
- 500mlのペットボトルのお茶×6本
- ペットボトルにストローを付けられるやつ
でした。
ペットボトル多すぎない?!という感じもしますが、陣痛中に買いに行くこともできないので、多めに持っていって正解でした。
入院中も飲めますしね。
寝転がったまま飲み物を飲むことになるので、ペットボトルに付けられるストローは絶対に用意しておいたほうがいいと思います。
破水から始まった場合、夫は自宅待機でした
この時点では痛みもないので、「いよいよなのか…」という緊張感ばかり強かったです。
「出産=痛い」というイメージしか頭になかったので、痛みがないともうすぐ産まれるという実感もなく、すごく不思議な感じでした。
ちなみにこの時の夫は、すでにお酒飲んで寝室でごろごろしていました。笑
私は破水かどうか分からなかったこともあって、夫に言わずに病院に電話したのですが、話し声で気付いたようで、「破水したから病院行くことになったよ」と報告したら「車で送るよ!!」と慌てた様子でした。
それ飲酒運転だから!
送る気あるならお酒飲まないでよって話ですよね!笑
なぜか夫も支度を始めていたので「陣痛来てないから、すぐには産まれないよ」と言っても付いていく気満々でした。
結局、病院の人に「まだ産まれませんから、お父さんは家で休んでてください」と言われてやっと諦めてました。
ほんとに何なのこの人。笑
ショルダーバッグを背負って「行ってくるねー!」と言うと、「遠足に行く子どもか!」とつっこまれて、そんなのんきなやり取りをして家を出ました。
陣痛が来てないと本当に普通なんですよね。
病院に着くと、お産パッド(大きいナプキンのようなオムツみたいなもの)と点滴をつけて、ベッドに横になりました。
陣痛が来るまで横になってることしか出来ないらしく、「出産に備えて休んでおいてね」と看護師さんに言われました。
ですが緊張で眠れるはずもなく。
隣のベッドでは陣痛に耐えている人もいて怖くなっていました…
なんとなくお腹が痛いような気持ちになる度に「陣痛か?!」とドキドキしては思いすごしだったというパターンを何度も繰り返します。
結局一睡もできずに朝を迎えました。。
朝まで陣痛はなく、陣痛促進剤を使うことになりました
朝になっても変わりがなく、出してもらった朝ごはんのおにぎりをモリモリ食べながら、夫に「暇だから遊びおいで」とメールしました。
(携帯の使用OKの病院です)
ちょうどこの日は土曜日で夫の仕事も休みだったんですよね。
夫が来てしばらくのんきに喋ってると、あまりにも陣痛がこないので、陣痛促進剤を使うことになりました。
私の場合は点滴から入れるタイプでした。
風船を入れたのもこの時ですね。
子宮に風船を入れて膨らませることで、子宮口の開きを促進するそうです。特に痛みはありませんでしたが、ちょっと不思議な感じでした。
そこからは一気お産が進んでいったので曖昧ですが、9時くらいに促進剤を使い始めて、陣痛が来はじめて、かなり痛みが出てきたのが11時頃だったと思います。
この辺りから看護師さんに「内診してください~!」とよく言っていた気がします。
内診で子宮口がどれくらい開いたかを見るんですけど、「子宮口が何cm開いたか=お産がいつ終わるか」の目安なので、そればかり気にしていました。
あまりの辛さに、「もう産まれるでしょ!」と思っても看護師さんに「まだ3cmくらいしか開いてませんね」と言われ、絶望に打ちひしがれる私。
眠り産でした
陣痛は、痛いときはとにかく痛いですが、落ち着くとほぼ無痛になります。
そのタイミングで一息つけるのですが、私はその僅かな時間に眠っていました。
私の場合は
- 痛みに耐える
- 陣痛が落ち着いて自然と眠っちゃう
- 痛みで目が覚める
この繰り返しでしたね。
意識があるときは痛いばかりだったので、痛くないときに起きてて一息つきたい!と思っても、勝手に寝ちゃうんですよね。
なんだか損した気分になりましたが、結果として安産に繋がっていたようなので良かったです。
「いきみたい」という感覚が出てくる
しばらく陣痛に耐えて子宮口がかなり開いてくると、いきみたいという感覚が出てきました。
自然と力が入ってしまって、うーん!と「うんち」を出したい感じに近かったです。
ですが、看護師さんいわく子宮口が開ききっていないのに、いきんでしまうと赤ちゃんが苦しいだけだそうです。
子宮口が開ききるまでは、いきみたい感覚を我慢しなければいけないのですが、それを我慢するのがかなり辛かったですね。
陣痛の痛みを耐えようする度に、ついつい力が入ってしまうんですよね(´・ω・`)
理想としてはなるべく力が入らないように、陣痛が来るタイミングで息を吐き出して力を抜きます。
そう分かってはいるんですけど、力を抜いた状態で痛みを耐えるのって、かなり難しいんですよ。
どうしても反射で力が入っちゃうんですよね。
分娩室で赤ちゃんとご対面
子宮口が開ききると、ようやく分娩室に移動です。
「こんなに痛くて辛いのに移動しなきゃいけないの…?」という感じですが、こればっかりは仕方ないですね。
陣痛がおさまって痛くないときに少しずつ進んで行きました。
途中で陣痛が来てしまうと、壁にもたれて耐えるのですが、立って陣痛を耐えるのも辛かったです(;´・ω・)
最初から分娩台に寝かせてほしいくらいですが、そうもいかないんでしょうね。
分娩室でも長丁場だと思っていたのですが、着いてしまうと、とっても楽でした!
分娩台に乗ってしまえば、後はいきむだけ。
今までいきむのはダメだと言われていましたが、いきみたい時にいきみ放題!
すごく開放感がありましたよ!
恐怖の会陰切開もしましたが、ちゃんと麻酔をしますし、「怖さよりも陣痛の痛みでそれどころじゃない!」というのが率直な感想でした。
出産前はあんなに怖かったのに「さっさと終わるなら切ってくれ!」という気持ちにすらなってましたね。
そして、分娩室へ行って15分ほどで赤ちゃんが誕生。
分娩台に上がってからはかなり早かったですね。
娘を抱っこさせて貰って「本当に赤ちゃんが入っていたんだ」と不思議な気持ちでした。
出産までの時間をまとめると、
- 夜中の23時に破水
- 翌朝9時に陣痛促進剤を使う
- 11時頃から陣痛が本格化
- 15時頃に出産
という流れでした。
会陰切開について
私の場合は分娩時間よりも、会陰を縫合する時間の方が長かったですね。
結構酷かったらしいです。。
切るのも縫うのも麻酔で痛みはないですし、糸も抜糸をしなくていい糸だったので、思っていたよりも辛くありませんでした。
麻酔の痛みに関しても、陣痛の痛みでそれどころじゃなかったです。
麻酔が切れた後は座るのがちょっと辛かったですね。
1,2週間くらい丸い穴の開いたクッション無しでは座れませんでしたが、それくらいでした。
私は買ってはいたのですが、入院セットに入れていなくて、慌てて夫に持ってきてもらいました。
出産直後はめまいで立ちあがることができなかった
これはちょっと自分でもビックリだったのですが、産後立ち上がることができませんでした。
分娩台に横になっているだけなのに、遊園地のアトラクションのようにぐるぐる回っているような感覚になっていて、とにかくおかしいんですよね。
しばらく分娩台で横になったままでいても治らないので、陣痛室のベッドで休憩することに。
結局夜までおかしいままだったので、車イスに乗って看護師さんに病室まで送ってもらいました。
出産した病院は、夜間は赤ちゃんに会えないため、結局この日は出産した直後の一瞬しか娘を見ることができませんでした(´;ω;`)
そのあと病室に来た夫が娘を撮影したビデオを置いていってくれたので、短い映像なのに何度も繰り返し見ていたのを覚えています。
お産を振り返って
私の場合は破水して、陣痛が来るまで待っている時間が一番長かったです。
破水して陣痛促進剤を使うまで、12時間くらいお産が進んでいないですからね。
実際の陣痛に耐えている時間は5~6時間ほど。
比較的早いほうだと思うので、その点は恵まれていたと思います。
しかも破水が先だったので、陣痛が来る前に病院へ行っていますしね。
痛みがないうちに移動できましたし、病院だと何も考えずに看護師さんにお任せできるので、気持ち的にとても楽でした。
ただ、破水してしまうと母子ともにリスクがあるので、メリットばかりではありません。
すぐに病院に行かなければいけないのもそれが理由ですしね。
人によっては本当に危ないケースもあると思います。
ですがビビリの私にとっては、痛くなる前に病院に行けたのは良かったのかもしれません。
病院のベッドで陣痛がきて、子宮口が開ききってから分娩室に移動する。
これだけでもかなり辛かったので、陣痛を家で耐えるのも、陣痛が来る状態で病院に行くのもとても大変だと思います。
私が安産のためにしていたこと
陣痛の間、ラズベリーリーフティーをゴクゴク飲んでました。
ペットボトルのお茶をたくさん持っていったくせに、夫が水筒に入れて持ってきてくれたラズベリーリーフティーばかり飲んでましたね。
「ラズベリーリーフティーってなに?」という感じかもしれませんが、ラズベリーリーフティーを飲むと、飲まなかった妊婦さんに比べて
- 分娩にかかる時間が9.2分短くなる
- バキューム分娩の割合が減る
という実験結果も出ているんですよ。
古くから欧米では妊婦さんが飲むことを推奨していて、出産準備のお茶として選ばれているんですって。
ラズベリーリーフティーは妊娠8ヶ月に入ってから飲めるお茶なので、私も妊娠8ヶ月に入ってからラズベリーリーフティーばかり飲んでいました。
本当に出産が怖かったので、ちゃんと毎日飲んでましたね。
陣痛の間もお守り代わりに飲んでいましたし、結果的にとても安産だったので飲んでいて良かったです!
2人目の妊娠の際も、8ヶ月に入ってから毎日飲んでいます。
妊婦中は飲み物にも気を使いますが、AMOMAはノンカフェイン&オーガニックなので安心して飲むことができます。
味もとても飲みやすく、普通のお茶感覚でゴクゴク飲めました。
妊娠中に麦茶ばかり飲むのにも飽きていましたし、飲むのが楽しみなくらいでしたよ(*‘∀‘)
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破水から始まった初産の出産レポまとめ
確かに陣痛は痛かったですが、逃げようのない痛みなので我慢するしかないですね。
休憩タイムもありますし、いつかは終わるので、それを信じて頑張りましょう(`・ω・´)!
陣痛の最中はあまりの痛さに「もう子どもいらないよ~~~!なんとかして~~~!」と思いましたが(我ながら酷いですね…)、実際に産まれて接することができると可愛さで幸せになれますよ♪
特に初産だと恐怖心は強いと思いますが、私の場合は怖がりすぎて「痛いけどこんなもんなんだ」というのが正直なところでした。
300くらい痛いと思ってたのに150くらいだったイメージですね。150でもめちゃくちゃ痛いけど、もっと痛いと思ってた!という感じでした。
あと、痛みは分娩台がピークだと思っていましたが、実際には分娩台に行ってしまうと楽でしたね。
痛いは痛いけど、耐えられないことはないよ♪という感じですね。
私は今2人目を妊娠中ですが、出産の怖さよりも「子どもと2人きりのときに陣痛が来たら預け先どうしよう」、「産後娘にも構ってあげられるかな」といった不安のほうが強いです。
逆に初産のときのほうが自分のことだけ考えていられましたし、痛みに耐えるだけでいいですし、産後も赤ちゃんの面倒だけ見ていればいいので、辛いわりに楽だったような気もしています。
妊娠中は娘がいたことで気分転換になっているので、メリットデメリットはいろいろあるかもしれませんが、改めて振り返ってみて、自分のことだけ考えていればいいというのはすごく大きなメリットだと思いました(*‘∀‘)
長くなってしまいましたが、私の出産レポが少しでもあなたの参考になっていたら嬉しいです。
とにかく怖くて仕方ない場合は、あまり出産のことを考えずにラズベリーリーフティーでも飲んで落ち着いておくのがオススメですよ♪